彼女ちゃんの「女の道は一本道でございます」ブログ

このブログを読むと万病がウソのように治ります。

自己紹介のやうなもの

 

ブログといえばまず!!!

 

 

自己紹介をすべきではないか。

 

これは避けて通れぬ道である。

 

自己紹介か〜

 

私は学生時代から、いや、幼少期から自己紹介が苦手だ。

 

なんと言っても、話すことがない。

 

ちゃんちゃらクラスの誰かに自己を知って欲しいとも思っていない。

 

風の様に聴き流してほしいのだ。

 

爪痕を残そうなんて微塵も思っていない。

 

 

 

 

 

好きなものが無いわけではなかった。

 

 

私は幼少期より脱力感ある笑いを好んだ。

 

しかしそれは自己紹介に通用するものではないとわかっていた。

 

 

おかしいでしょ。

「お笑いが好きです。」ならまだしも

「脱力感のある笑いが好きです。」

 

なんかもう一歩先に進んでしまっている感じがして、心なしか嫌味くさい気さえするよ。

 

なんで限定するの?

ダウンタウンじゃダメなの?

ナイナイもダメなの?

 

ダメなんだ...

私はタモさんのように普通のおじさんみたいな人から繰り出される笑いが好きなんだ...


最近は金属バットが好きなんだ...

 

街ゆく一般人の忖度のない面白エピソードが好きなんだ...

 

深夜枠でもくだらないことに全力で体を張るバカな大人たちが好きなんだ...

 

 

 

 

可愛い児童が「タモリ倶楽部」「探偵!ナイトスクープ」を生きがいにしているなんて幼心にも変わっている自覚があった。

 

物静かそうな女子中学生が毎週水曜日にジャンプを買いに行っているだと...?

そして1番「銀魂」を楽しみにしているだと...?

ギャグマンガ日和のオープニングテーマを鼻歌で歌っているだと...?

 

そんなことバレたら面白い子って思われちゃうじゃん?期待値が上がっちゃうじゃん?

面白いこと言えないんだって。

 

全くわからない女子同士のアイドルトークに巻き込まれないように逃げるので精一杯なんです...そんな余裕はないの!

 

 

麗しの女子高生が家で、当時深夜枠で放送されていた「月曜から夜ふかし」や「あらびき団」の録画を観ていることなど出来れば知られたくない。しかもリアタイで観た上に復習しているのである。全く余念がない。

 

トリビアの泉」「エンタの神様

などの話題なら学校で話せる。

 

「欽ちゃんの仮装大賞」もぎりok

 

しかし、「夜ふかし」「あらびき団」はアウトだ。「夜ふかし」は天下のPTA的にもアウトだ。

 

なぜか「細かすぎて伝わらないモノマネ選手権」も学校ではダメな気がした。

 

(青春の半分くらいの時間はマツコデラックスさんを見つめていたと思う。)

 

 

それにお笑いはね、もう最近アイドル並みに人気なんです!劇場に追っかけが押し寄せてるんですよ。

 

追っかけたことなんてないですから。

簡単に「好き」なんて言えないんですよね。

 

 

 

 

 

なんの話をしていたのかわからなくなってきた。

 

 

 

読者はついてこれているのだろうか?

 

 

 

ついてこれない方はどうぞ下車してくださいね。

 

 

どうせ最後まで読んでも、なにも得られませんから。

 

 

 

 

そんなこんなで「好きなもの」は言えない学生であった。

 

 

 

特技。

 

自己紹介と言えば、特技だ。

 

趣味、特技、好きな食べ物。

 

 

 

思い返せば幼少期より特技がない。

特徴もない。

 

何より、足が速くなかった。

子供の世界では足の速さがそのままカーストとなる。

 

しかし、遅くもなかった。

残念なことに私は、中くらいだった。

速くも遅くもない、印象に残らないやつだった。

 

あの子はや〜い

あの子おそ〜い

その他←ココ

 

 

何故か持久走は少しだけ得意だったが50人中8位という微妙な順位だった。

 

 

風貌も幼少期より一貫して素朴である。

 

髪は普通〜に黒く

目は普通〜の黒焦茶で奥二重だか一重だかわからない半端な感じ。

体も大きく無く、でも小顔でも無く

 

自分で書いて悲しいが、幼少期の私は座敷童に似ていると思う。座敷童、見たことないけど、似てると思う。

 

あと去年、アラサーなのに「あなたわらべ人形みたいで可愛いわね」と70代のお姉様に言われた。

 

「わらべ人形」 で検索してください。

 

 

 

嗚呼

 

出来ればエビちゃんに生まれたかった。

 

読者モデルとして絶大な支持を得てみたい人生だった。そしてサッカー選手と付き合いたい人生だった。

 

もっともっと欲を言えば

世界のセレブリティの3代目に生まれて

14歳くらいから14歳とは思えぬ美貌で

ハイブランドのアンバサダーになり

5大リーグのトッププレーヤーの彼女として

遠征に同行してみたい人生だった。

 

遠征先の南フランスでヨットに乗ってブランチして攻めたビキニ(PR案件)で海をバックに写真を取りフォロワー120万人のInstagramにpostしたい。

 

旦那さんがワールドカップに出るもんだから

子連れで現地観戦珍道中!

子供たちが機内で騒いで鬼のように怒鳴ったら私の方がうるさかったよねナンチテー

 

スタジアムではカメラに抜かれても大丈夫なように子連れでもばっちりメイクで笑顔作んないきゃいけなくて大変!

シッターのドロータにも一緒に来て貰えばよかったわぁ〜

 

 

 

(あれ?これ自己紹介記事だよね?)

 

 

 

大人になってしまえば、洋服で華を添えることが出来るが、制服時代はまるで素朴を絵に描いたような風貌であった。

 

 

だが「彼女ちゃんです。」とぶっきらぼうに名前だけ述べ席に着くなどという突っ張った振る舞いも出来なかった。

 

だからと言って、女子アナ家に代々伝わる秘術「顔の周りにお花を咲かせるの術🌼」ももちろん体得していなかった...

「彼女ちゃんですっ🌼趣味は、お菓子作りで、好きな食べ物は、ケーキですっ🌼よろしくお願いしますっ🌼」

 

女子の白い視線をものともしない!

女子アナはすげーや!

 

 

 

 

そして私は切り札を使うのです。

 

 

 

「彼女ちゃんです。趣味は、音楽鑑賞です。」

 

 

音 楽 鑑 賞

 

 

無難かつ最適解。

記憶にも残りすぎない。

 

 

「どんなの聴くの?」

 

「うーん、ロックとか?いろいろ?」

 

明快である。

 

 

学生時代はごく稀にCDを貸して欲しいと頼まれるイベントも発生したため、コミュニケーションツールの一つでもあった。

 

 

音楽なら、少々コアなものを聴いていても「おしゃれな人〜(だ、よね?)」程度で流してもらえる。

 

 

目にも見えないし、デスメタルを聴いてようが、ジャズを聴いてようが周りから見たら私はいつも通り、私なのだ。

 

 

音楽の守備範囲はそこそこ広いので

その場に居合わせた人に合わせて

必要な情報を咄嗟に出しやすい。

 

(むしろこれが特技なのではないか)

 

(音楽好きなので音楽のこともいつか書きたい)

 

 

 

 

ここで間違っても、「読書、映画」などと口走ってはいけない。決していけない。断じていけない。無難そうに見えるが彼らは曲者である。

 

(※個人の見解です)

 

 

その理由を解説していこう。

 

 

 

「読書、映画」

 

 

 

もちろん好きだ大好きだ。

 

 

だがこれらが私に植え付けるファーストインプレッションはこうだ。

 

・見た目素朴の読書好き

→大人しい認定

 

・見た目素朴の映画好き

→中身アヴァンギャルド疑惑浮上

→それともただのミーハーか?!どっちだ?!

 

どちらにせよやりづらいではないか。

大人しくもないし?!アヴァンギャルドでもないし?!ミーハーでもいいけど?!流行った映画そんな観てないし?!

 

 

いや中身アヴァンギャルドなのは若干否めないけどできるだけ見せたくないし?!

 

一般人で内心アヴァンギャルドでもいいことないし?!

 

 

 

 

「どんな本読んでるの?」

 

この質問は実に難しい

 

私は「本」というより「文字を読むこと」が好きで、ネット記事でも一般人のブログでも食品の原材料でも新聞でも、なんでも読みたい。

 

 

読書が好き、というのもいろんなタイプがあり

いわゆるわかりやすい「本の虫」もいれば、

 

 

TSU○AYAのレジ前に平置きしてある自己啓発本をStar○ucksのテラス席で読む様子の写真をpostするシンプルな装いのインフルエンサーだっている。

 

 

 

本音で「芥川賞系の奇妙な世界観が好き」と応えたとしよう。

 

それでは注目を浴びるか、奇妙がられるか。

 

私は自己紹介ごときで注目を浴びたくないのだ。

 

盛者必衰の理

 

クラスの全員自己紹介で注目されても後々影が薄くなっていくんだヨォ!

 

そんな悪目立ち、要らないんです!

 

 

そこが合コンだとしたら?

 

芥川賞って何?」と質問されると面倒臭い...


そこで説明すると戦場にしょうもないインテリ風を吹かせてしまう可能性もある...

 

皆が「ふーん!なるほど。」って戦場でなぜか相槌打たないといけなくなるじゃん?

 

中島らも!いろいろあってもう亡くなっちゃったけど、すごく面白いよ!独特の切り口でお悩みを解決するの!」

 

なんて戦場で初対面の女に言われても困るじゃないか。軽い催涙ガスみたいになるじゃん。

 

 

35歳以上のバンドマンの打ち上げでギリギリ、あとは一部の元ヴィレバン店員くらいにしか通用しない...

 

(「明るい悩み相談室」中島らも著 面白いよ)

 

 

「(あ...村上○樹とかじゃないんだ...)」って内心がっかりさせてしまうよ。

「湊か○えの実写版なら観たよ」と言われても私は観てないから困る。

 

非常にキケンである。

己で自分の身に爆薬を巻き付ける様な行為である。

 

 

 

 

 

はい、映画。

 

これね、意外と落とし穴。

 

 

 

「映画が好き」と公言するやいなや、

 

 

2001年宇宙の旅

 

について感想を求められる可能性が浮上する。

 

(※個人の見解です)

 

 

実際に私は今まで2人にそれをされたことがある。

 

「え〜じゃあこれ知ってる?2001年宇宙の旅(ドヤ)」

 

「(はいはいはいはい来ました!肉食サブカル系!知らないならうちで観る?とか言って!間接照明の家に連れ込んで酒飲んでエッチな異国音楽流してチョメチョメするんでしょう?!今のご時世に珍しく肉食系で素晴らしい!ついて行こうかな?!でもなんかやだ!大切な何かを失う気がする!)」

 

 

 

2001年宇宙の旅

 

 

 

なんと説明していいかわからない映画である。

 

なんとも言いようがない。

 

とりとめもない。

 

まあ、なんだ、旅だ。

 

不思議な旅   って感じだ。

 

自分で観てください。

 

観るというより 感じる ものかもしれない。

 

最初から最後まで

 

一回も寝なかった人がいたらDMください。

 

 

 

よって、映画が好きと公言するのはキケンである。

 

 

 

ふう。

 

そろそろ書き疲れてきたので。

 

自己紹介をして終わります。

 

 

💓

 

1 お名前は? 彼女ちゃん


2 年齢は? アラサー


3 性別は? ♀


4 職業は? 受付嬢と秘書


5 趣味は? 美術館巡り 旅行

 

6 好きな音楽は? 

MY BLOODY VALENTINE ,Nirvana ,hide  ,JUDY AND MARY など


7 好きな映画は? 50回目のファーストキス(米)

好きなアニメも聴いてよ〜


8 好きなスポーツは? サッカー(観る)


9 恋人はいる? なし


10 将来の夢は? ソファを買う


11 理想の家族は? ギャグセンの高い家族


12 休日の過ごし方を教えて

無駄すぎて振り返りたくもなかったです。

連休は旅行。


13 好きな漫画は? 

コジコジ矢沢あい西炯子、愛してるぜ★ベイベ、銀魂


14 好きな性格は? 

テキトーだけど愛のある人

なんかいつも楽しそうな人


15 特技は? ありません


16 何でもいいから自慢して ありません


17 長所は? 寝たら忘れる


18 短所は? 寝たら忘れる


19 座右の銘は? ありません


20 最後に何でもどうぞ 

だから自己紹介ってやなのよねぇ

 

 

 

P.S.

 

好きな食べ物は、苺です。

 

あと、コース料理のに最初に提供される優しい味のポタージュも好きです。

 

 

おわり